キリンソウ(光岳)

キリンソウ

Phedimus aizoon var. floribundus Mt.Tekaridake form

 

漢字では麒麟草と書いたり黄輪草と書いたりします。個人的には「黄色の輪」のほうがしっくりきます。日本全国の山間部で

普通に見られるお花で、春から夏にかけて咲いています。花持ちがいいため長く咲いているように見えます。

 

写真の株はロックガーデンスペースにあるもので、光岳(てかりだけ)産のテカリダケキリンソウといわれるものです。

鉢植えでは草丈 10cm以内、ロックガーデンでも10cm内外で揃ってくれる、高山植物らしい地域変異種です。

 

セダムという多肉植物の一種としてあつかわれることも多いですが、最近は別属とする考えのようです。丈夫で育てやすく

環境に合わせて生長してくれるので、オールマイティな使い方が出来る耐寒性宿根草です。

 

多くのセダム類のように、常緑に改良された品種が流通していて、冬の間も青々とした深緑で目を楽しませてくれます。