Arisaema takedae Makino
いわゆるマムシグサの仲間は一見似た種類が多いのですが、コウライマムシグサ、カントウマムシグサ、オオマムシグサなど
いくつかの種類に分類されています。中でもオオマムシグサは小葉(写真の黄色く黄葉している一枚の葉っぱに見える部分)が
他の種類に比べて幅広く付け根に葉柄を持つ点から、見分けやすいマムシグサです。
春は毒々しいドキッとするようなお花を咲かせていますが、夏中緑色だった種子が秋の深まりと共に色付いてくると、
明るい雰囲気でオモトの実のようでもありきれいに見えるから不思議です。
ただしこの実、刺激性の毒を持っています。舌を刺すような傷みが長く続くらしいので、口にしないようお気を付け下さい。