育種は進みます。種間交配も多く、最近は特に加速されているようにも感じられます。どれを選ぶかセンスが問われますね。
コレオプシスも種間交配種が多くなり、バラエティが広くなった品目です。
コレオプシスといえばキンケイギクの仲間、今まではほとんど黄花でしたが、レッドシフトなど、複色や中間色で、花色が変化していくものもあり、コスモスのような形でコスモスには無い色あいです。
花期も長く丈夫で夏花壇に使いやすく、タネができずにセルフクリーニングで手間いらず。草丈は30~50cm位、分枝が多くこんもりと茂り、ふえすぎるということもありません。
大別すると、スィートマーマレードなどの半耐寒性種と、スタークラスターなどの耐寒性の強い宿根タイプがあります。
ところで、一属一種の植物というのも多くあり、もちろん種間交配はないのですが、アスター(カリステファス)やキキョウでは多数の品種があり、よくこれだけバラエティが出来たものだと感心します。
次回はローズヒップについてです。