セラスチュームの冬芽

セラスチューム

Cerastium CV.

 

ナツユキソウの別名もある、耐寒性の高い宿根草です。一般的にはセラスチュームで売られていると思います。荒れ地に強くて

白い可愛いお花をたくさん咲かせるので、寄せ植えやボーダーに使われています。

 

ガーデニングブームと言われていたのはいつ頃でしょうか。今やすっかり定着した感じがありますが、ブームの初めの頃に

盛んに使われた印象のある宿根草で、最近はあまり見掛けなくなりました。暑さと蒸れに弱くて、梅雨頃に枯れてしまうことが

あるせいでしょうか。

 

最近はセラスチュームの替わりにシレネやジプソフィラ、宿根アリッサムといったお花が利用されているように思います。

セラスチューム自体も改良が進んで、以前よりは長雨に強い品種も出てきました。冬枯れで寂しくなる頃にも綿毛に包まれた

冬芽がクッション状になる姿は、カラーリーフとしての使い方も十分楽しめると思います。

 

これから見直されるお花ではないでしょうか。