Callicarpa dichotoma
園芸店で鉢植がよく売られている、実を鑑賞する花木です。園芸的にはコムラサキシキブ(小紫式部)と呼ばれますが
正式な和名はコムラサキ、別名はコシキブです。二つが混ざって流通名になってしまったのでしょうね。
シロシキブの名前で、白実になる品種もよく流通します。
名前に小(コ)と付きますが、庭植えにすると2m以上の灌木となります。枝がたおやかにしなるので、ムラサキシキブや
ヤブムラサキに比べると低く抑えて育てることが容易です。
以前はクマツヅラ科に入れられていましたが、今はシソ科に分類されています。ダンギクやクサギも一緒にシソ科に
引っ越しになりました。馴染みのある科ですけど、昔を知っている人は面食らうかもしれません。