芽吹きの季節

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ペレニアルガーデンのあちこちで、ビンカ・ミノールの青いお花が目立つ時期になりました。

ホスタやリナリア、エキノプスなど他の宿根草も新芽を伸ばし、大きく葉を広げて春の日射しを一杯浴びています。

 

どの花見てもきれいだな~で済めば良いのですが、同じ頃に植えた覚えの無い植物、いわゆる雑草も芽吹いてきます。

 特にスギナは除草が難しい雑草で、ツクシは山菜として利用できますがその後に出てくる本体のスギナの繁殖力は脅威です。

一部でも地下茎が残っていると、何度でも何度でも生えてきます。

 

スギナは極端な酸性土壌を好みます。pHが4.5 以下になるような、痩せた土地だと瞬く間に緑の林に。

逆に言えば、ペレニアルガーデンのように色々な種類の宿根草が、バランス良く元気に育っている環境だと

スギナもそれ程生えてきません。完全に無くなるわけではありませんが、所々に見掛けるかなぁ位に少なくなります。

 

スギナが多い場所があれば、それはお手入れが出来ていない証拠。客土したり植え替え、株分けをしたりして

土壌環境の改善を図りましょう。