神事に使われ、玉串としてよく見る植物です。
日本各地に自生し、神社や公園などにも多いありふれた常緑樹で、なんの変哲もないように感じられ、ほとんど目につかないくらいですが、日陰でも育ち、大きさや形が手頃で使い勝手は良いようです。
これより小型のヒサカキもよく利用され、切り枝が安価に流通しています。
サカキの斑入り品種、トリカラーは、カラーリーフとして植栽や寄せ植えなどに利用され、丈夫で手がかからず、刈り込みも自由です。
寒地では強い寒風に当てないほうが良いです。
サカキ、ヒサカキはそれぞれ別属ですが、種名はいずれもジャポニカです。
学名にジャポニカとつく植物はたくさんあり、ツバキ、ワサビ、アセビ、ヤツデ、、アオキ、オモトなど、50以上あるようです。
中には、利休草(ビャクブ)や、ヒイラギナンテンのように、日本原産ではないものでも、ジャポニカになっていたりします。