こんもりと密に茂り、次々と花を咲かせます。
光沢のある花弁で、小型の割にはインパクトが強く、フクジュソウと同様、春を告げる花と言えます。
欧州~ロシアに掛けて広く分布し、変異が多く、園芸品種は40くらい、一重~八重、淡黄~橙黄色、そして大小や早晩性もあり、マヨールのような大型種は、姫とは呼べないほどです。
黒葉の品種もいくつかあり、独特の雰囲気が感じられ、芯が引き立ちます。
コッパーノブは、咲き進むと黄色から白色に変わりユニークです。
中心部は黄色のまま、コントラストがはっきりしています。
黄色の色素というのは安定したものと思っていましたが、不思議です。
他にはなかなか見当たらないものです。
これは、日本のサクラソウと同様で、他の夏草が茂る中、日陰でゆっくり夏休み。
優雅な生活のようです。
以前は、ラナンキュラス属に分類されていて、現在はフィカリア属。
リュウキンカとも異なります。