奥村 梓/30代
株式会社ミヨシグループ 人事労務部
大阪府立大学生命環境科学研究科修了
2017年新卒入社 管理事務職群
PROFILE
私は、大阪府出身です。大阪と言うと都会のイメージをされる方が多いと思いますが、花や緑に囲まれた環境で生まれ育ちました。
大学院時代は、植物分子育種学研究室に所属し、遺伝子組換え技術に関する研究をしていました。
組織培養を生かした事業展開、オンリーワン商品(特にテマリソウ)に魅力を感じて、ミヨシグループを志望しました。
入社後4年間は、株式会社ミヨシでテマリソウやダリアといった切り花の生産管理業務を担当しました。
現在は、株式会社ミヨシグループ 人事労務部で新卒採用や人事事務を担当しています。
社風とオンリーワン商品への憧れ
就職活動や進路を意識し始めた頃、大学の学内セミナーで「種苗業界」を知り、もともと花が好きだったこともあり、ミヨシグループの採用選考を受け、入社しました。
当時の自分を振り返ってみると、仕事の内容もそうですが、社風の部分、
会社説明会に参加していた当時の先輩社員の方々が非常に気さくに対応して下さったことが進路決定の決め手でした。
住み慣れた大阪から山梨に引越し生活環境が大きく変わり戸惑う事もありましたが、約4年間、生産部門で周囲のメンバーの支えのもと、仕事が出来ました。
戸惑うといえば、現在の人事労務部への異動の際、「初対面の学生の皆さんと一緒に仕事が出来るだろうか?」という不安がありました。
今では、私が入社した時同様、「気さくな人事の人」って思って頂けるように採用の仕事をしています。
まず、テマリソウの生産管理担当に
新入社員研修を経て、私が配属された部門は、生産管理部門でした。
委託生産をお願いしている農家の皆様と一緒に、約4年間苗生産業務を担当してきました。大学時代は植物を扱ってきましたが、遺伝子組換えが専攻だったので、「苗を土に植えて生育させること」はイチからの経験でした。
苗の生産には、「この時期にここまで苗を生育させなくてはいけない」という標準的な生育ステージがあります。
まずは、花の品目ごとに、標準的な生育ステージで育苗できているか判断出来る「植物を見る眼」を養う必要があります。
様々な生育障害をクリアし、自分の「読み」通りに無事苗を納品出来ることが当時の自分のやりがいでした。
特に、就職活動の頃面白い商品と思っていたテマリソウの生産担当をさせて頂いたことは嬉しかったですね。
様々な人によって、ミヨシグループは成り立っている
一昨年の秋に配置転換があり、現在の人事担当となりました。
異動する前は人事イコール採用というイメージでした。
異動後は、全従業員の給与計算や社会保険など、
目に見えないけど従業員の皆さんが安心して仕事して頂くための事務の仕事が多いことを知りました。
異動して、2年が経った今でも新しく覚えることが多く、日々勉強しながら業務を行っています。
人事担当として、ミヨシグループ全社全部門の社員・パート社員と一緒に仕事をするようになりましたので、
様々な人によって会社が成り立っていることも実感しています。
私は就職活動中、ミヨシグループが一番入社したい会社でした。
インターンの企画運営や採用業務を通じ、植物や花に価値を感じて進路を考えている学生の方への広報活動、いわばミヨシグループを広めていく仕事を担当していることは、私にとって喜びを感じる仕事のひとつです。
今年も多くの学生の皆様とお会いできることを楽しみにしています。
ひとつひとつ経験しながら、成長していく
入社後、生産と管理事務の仕事を経験することで、多くの気付きがありました。
その中でもどの職種でも共通していることは、
「社員の課題・問題の捉え方や情報伝達のスピード感で、解決の結果は大きく変わる」
ということです。
グループ全社が関係する業務に携わっていることで、俯瞰的な視点や自分の新しい能力が開発されている実感があります。
またその中で、
「若年層社員のビジネススキルの向上の気付きの促進」
「当社らしい人と人との繋がりを活かしたメンターの制度化」
など取組んでみたい人事経営施策が浮かぶようになってきました。
これからも、ひとつひとつ経験を積んで、いつの日か自分が企画した人事経営施策を実現していきたいですね。
応募者へのメッセージ
種苗の提供を通じて、人と人とのつながりを実感出来るのは、ミヨシグループの全ての仕事の共通点であり、魅力であると考えます。
縁あって入社頂いた皆さんに長くミヨシグループで仕事をして頂けるように、影ながら人事からサポートしていきます。
採用情報