残暑の中、白い小花が元気に群れ咲き、遠くからながめるとオアシスのようにも感じられ、ホッとします。
8月から9月の開花で、早めに切り戻すと10月に2番花が咲きます。
雨でも倒れずに、こんもりと安定した草姿を保つので扱いやすく、むれにも強く、病害虫もほとんど見られません。
花壇の背景には便利な素材で存在感もあります。
草丈は1~1.5mになり、摘心で低く仕立てることも可能。
明治時代に、切り花用として導入され、アメリカギクの和名がつけられています。
白花の他、青紫もあるそうです。
アスター属とほとんど見分けがつかないのですが、さわやかな印象を受けます。
アスター属には、アメリカシオンと呼ばれるニューイングランドアスターがあります。
ところで、名前にアメリカとつく植物というと、アメリカフヨウなど100種類位あり、中には、アメリカセンノウのような、ロシア原産のものまであります。