長い筒状の花が段になって数輪ずつ咲き、大きなガクは開花後も長く残るので、ドライフラワーとしても利用できます。
宿根サルビアと言われても、納得してしまいそうですね。
赤花と白花があり、9~10月開花で、白花は6~8月もポツポツ咲き、ガクが大きくふっくらとしています。
学名はケロノプシスで、ケローネ(リオン)に似ているという意味です。
ケローネのほうは、ジャコウソウモドキの和名がつけられていますが、それぞれ全く別の植物。
科も違うし、花の印象も異なるので、なんでこうなったのかよくわからないものです。
また、ジャコウソウといっても、ほとんど香りが無く、これは、ジャコウアオイやイブキジャコウソウも同様です(かすかに香る?)。
そもそもジャコウというのがどんなものか、イメージしにくいのではと思います。麝香鹿(ジャコウジカ)なのですが、他にも牛、猫、鼠、そして、ジャコウアゲハもいます。