Hibiscus moscheutos
今年もまた、アメリカフヨウの時期がやって来ました。毎年紹介しているお花の1つですが、暑い日が続いたのが良かったのか一度にたくさんのお花が咲いてくれました。
アメリカフヨウは一日花なので、毎日お花が咲いていますが、日によって咲く枝が違っていて、写真のようにいっせいにタイミングが合うのは珍しいです。左に1つ、つぼみが写っていますが、これも同時に咲いてくれたら最高でした。
別名のクサフヨウという名前から、小型のお花を連想する人もいるようです。実際には原種でもかなりの大きさで、園芸品種であれば30cm近い直径のお花を咲かせるのも普通です。
写真の中央上のお花で27cmありますから、「顔のように大きい」と表現されるのもわかるというものです。その割に背丈は1m程度で大きくなりすぎないので、子供の目線なら真正面に巨大なお花を見ることになります。
ヒマワリに匹敵するくらいの大きなお花は、きっと良い夏の想い出になるのではないでしょうか。一日中日当たりの良い場所で、水切れにさえ気を付ければよいので、簡単に育てられる宿根草です。
派手な見た目なのに耐寒性が高く、夏の暑さにも強いアオイ科のお花です。日の丸カラーやローズピンク、濃い紅色や酔白など、花色もいろいろ選べるようになりました。夏のお庭にぜひ取り入れて欲しいと思います。