空中遊園

ルドベキア・マキシマ

Rudbeckia maxima

にょっきりと中空に突き出されたお花が群れています。まるで空中を舞っているようなお花は、ルドベキア・マキシマで見事な株立ちになりました。これぞマキシマ! という雰囲気です。一番花が咲き始めたところで、草丈は2m前後あります。

全体を写真に収めるのは難しく、お花のアップか株元の大きな葉を写すか葛藤があります。青みがかかった大きな葉も見応えがあって、宿根草としては特徴のある面白いものなので、いつか葉のご紹介もしたいと思います。

お盆の頃にはお花が終わって、芯の部分が槍の穂先のように目立った姿になります。トンボがとまったり、ヒタキやシジュウカラなど野鳥がとまっていたりと、地上から高さがあるためか、止まり木のような役割もしています。

ルドベキアの仲間は花茎や葉に荒い毛を持つものが多いのですが、マキシマはほとんど無毛でツルッとしているのも他にない特徴です。代わりなのか白い粉のようなもの(ブルーム:ワックス成分)を全体にまとっています。